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線引き小切手について思う

 今日は,送金手段としての小切手について,イギリス滞在中に感じたことを書いてみます。日本では小切手というのはめったに使われていませんが,イギリスでは誰かに送金する必要が出たらまず小切手を考えるくらい,というかそれ以外の方法を思いつかないくらい,日常的に普及している有価証券です。ちなみに,イギリスは日本が採用しているジュネーブ小切手法を採用していないので,日本とは運用が違う可能性がありますのでご注意を。以下の記載はワタクシのイギリスでの体験に基づく知識ですので,鵜呑みにはしないで下さいね。

 小切手というのは,基本的にはそれを銀行に持って行くとお金に換えてくれる,という形で現金の代わりとして機能するものです。ですので郵送途中に盗難されたりするとマズいわけでありますな。そこで盗難リスクを回避するために線引き小切手(crossed check)というものもあります。

 線引き小切手は,小切手の右上に斜線を2本平行に引いたものです。線を2本引くとどうなるかというと,その小切手を銀行に持って行くと,受取人として記載されている人の口座にお金が振り込まれるようになるのであります。そうすると,苦労して盗んでも換金手段がないということになります。これで盗難リスクを回避した安全な送金手段ができあがるわけであります。

 イギリスに住む予定がある方は,何はさておきイギリスに銀行口座を開設して小切手帳をもらわないと生活に支障が出てきます。「お申し込みの際は,代金(料金)をご同封ください」という場合がとても多いからです(封筒に現金を入れるのは違法)。住むわけではないけれど,旅行や仕事でイギリスとのお金のやり取りが頻繁に出てくるかもしれないという方は,英領オフショア銀行に当座預金口座(current account)でも開いておくと便利かもしれません。

 イギリスでは代金や料金の支払方法として「線引き小切手(crossed check)」を指定されることもあります。その場合は,指示された受取人名(口座名義)を間違いなく小切手に書いて,右上にビシビシと斜線を引いて送ります。

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