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履歴事項全部証明書の英訳をしました

 今日は,株式会社の履歴事項全部証明書,つまり会社の商業登記の翻訳作業をしました。この書類には法律用語がビシバシとびかっており,本来でしたら翻訳者の腕の見せ所となります。しかし最近は翻訳者にとって大分ラクチンになったのではないでしょうか。というのも,内閣官房が法令の英訳を整備してくれているのであります。ありがたいことですね。税金が有意義に使われているのを見るのは納税者として嬉しい限りであります。

 その法令の英訳は今もドンドン追加されていて,最近改正された会社法も英訳ができています(詳細はこちら)。会社の登記事項は会社法に根拠規定がありますから,内閣官房が提供する英語版会社法を見ながら翻訳してゆけば,英語の得意な依頼者様からもクレームを付けにくい翻訳文ができあがるのであります。

(例)
依頼者様 「『商号』ってホントに英語でこういうのかな」
ワタクシ 「内閣官房がそのように英訳しておりますので,それに乗っかった方が無難かと考えてその表現を使いました。お気に召さなければ別の表現を考えますが,どうしましょうか。」
依頼者様 「あ,じゃ,今のままでいいです・・・。」

 ところで,ときどき「特許の翻訳なんてすごいニーズがあるから,そういうのやったら?」というアドバイスを下さる方がいらっしゃるんですけれども,基本的に翻訳という作業はですね,一度日本語で内容を理解してからそれを英語に置き換える(あるいはその逆)という過程を経るのであります。そんなわけで日本語で言われて理解できないことを英語に訳すのはワタクシには無理なのであります。学問的に専門性の高い文書の翻訳も同じ理由でできません(物理学の論文の翻訳など)。法律文書の翻訳をお引き受けできるのは,たまたまワタクシの専門が法律学だったからで,その点はラッキーだな,と思っております。

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