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ストーカーの脅威査定

 今日は書店でストーカー行為等規制法について一般向けに書かれた薄くて安い本が目に留まったので買ってみました。これなら軽いので移動中に読むことができますし,薄いので全部読むのに必要な根性が少なくて済みます。

ストーカー行為等規制法の解説 4訂版 Book ストーカー行為等規制法の解説 4訂版

著者:橋本 裕藏
販売元:一橋出版
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 そして早速さきほど読み終わったわけなのですが,先日こちらの記事でご紹介した「脅威査定」という本とあわせて読んだために,とてもためになる内容でした。

 「脅威査定」という本は,もともと「警察公論」という警察の中の人向けの雑誌に連載されていた記事を単行本化したものです。その中に,ストーカーの脅威査定に関する記事があって,ストーカー規制法の使いどころについて注意しなければならない点や,相談を受ける際のポイントが指摘されており,とても参考になりました。この本は告訴状・告発状の作成業務をされている先生方におすすめできると思います。

 ストーカー規制法の使い方を誤ると,火に油を注ぐ結果となり危険度が増大してしまうこともあるのですね。法的手段の検討の前に,現状の調査と評価がなされなければならず,そのための知識も必要となります。

 例えて言うなら,法的手段というのは武器のようなものです。自分が今持っている武器と,その使用法をマスターするとともに,敵がどんな相手なのかを把握して,適切な武器と戦闘法を選択しなければなりません。相手がターミネーターなら,日本刀で決闘するのはどう考えてもボツでしょう。とりあえず日本刀で斬りつけて様子を見る,というのも危険すぎます。まず相手がターミネーターであるという情報を得なければ有効な対策を打つことができません。調べて相手がターミネーターであると確認したら,対戦車バズーカで出ばなをくじいた後にたたみかける波状攻撃で無力化する,といったプランをあらかじめ検討する必要があるということです。

 そのあたりのことは「ストーカー行為等規制法の解説」でも若干述べられているのですが,もし「脅威査定」の本を読まずに「ストーカー行為等規制法の解説」を読んでいたら,読み飛ばしてしまっていたかもしれません。興味本位で買った本ですが,意外と早く役に立ちました。ラッキーであります♪

 ストーカー対策については,警察のウェブサイトの他,ストーカー被害対策相談ネットワークという団体のウェブサイトに必要な書式のファイルが置いてありましたので,興味のある方は参考になさってみて下さい。

脅威査定―暴力犯罪相談の現場から Book 脅威査定―暴力犯罪相談の現場から

著者:毛利 元貞
販売元:立花書房
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