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犯罪被害者と行政書士

 今日は過ごしやすい一日でした。こんな日は外出する大チャンスですので,自転車で図書館に行ってまいりました。面白そうだけれど買うのは躊躇する本を10冊借りて,片っ端から読みました。先ほど4冊目を読了したところなのですが,感銘を受けた本があったのでご紹介します。「犯罪被害者の心の傷」という本です。

犯罪被害者の心の傷 Book 犯罪被害者の心の傷

著者:小西 聖子
販売元:白水社
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 この本は,カウンセラーとして犯罪被害者の相談に応じてきた著者が,犯罪被害者に起きる身体・精神症状を説明し,また犯罪被害者の相談に応ずる人向けにも対処の心構えを述べた本です。行政書士も,離婚を考えている方などの相談に応ずることがあると思いますが,お話をうかがってるとDVがからんでいるのがわかったりする,というような形で犯罪被害者との接触が起こりえますね。女性ばかりが被害者というわけでもありません。この本を読んでみると,周囲の人間がいかにたやすく犯罪被害者を傷つけるか,ということがうかがわれ,ハッとさせられました。先日ご紹介した映画,「それでもボクはやってない スタンダード・エディション 」の中でも,犯罪被害者が法廷で証言する際に,被告人と衆目に晒されることによって生ずる二次被害を防ぐための措置が紹介されていましたが,こうした措置は最近の法改正で導入されたものです。

 犯罪被害者への配慮は,徐々にその理解が浸透しつつあるとはいえ,まだまだ不十分なのかもしれませんね。ワタクシも,そういう配慮は司法と医療に携わる人が学ぶものという印象がありました。でも,今後は社会常識として,行政書士もわきまえておくべきではなかろうか,とこの本を読んで思いました。

 普段から相手構わず言いたい放題のワタクシなどは,相談中に不用意な発言で二次被害を起こさないように注意しないといけません。特に慰めの言葉や励ましの言葉は要注意。行政書士はカウンセラーではありませんから,法的な制度の説明等以外にはできることはあまりないでしょう。でも,カウンセリングを受けられる場所を教えて差しあげることぐらいは,できるようになっておきたいものだと思いました。

 ・・・というわけで,ちょっと調べてみたのがこちらのリンクであります。

警察庁犯罪被害者対策室/警察による犯罪被害者支援ホームページ
犯罪被害者等施策ホームページ(内閣府共生社会政策統括官)

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