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遺言書原案の作成準備をしました

 今日は,先日の遺言の相談が依頼に発展した場合に備えて,わかる範囲で遺言書原案を書いてみたり,仕事の流れを書き出してみたりしました。以前こちらの記事やこちらの記事でご紹介した群馬弁護士会のお助け本を参照しながらなので,案外サクサクと進みました。その一方で,いくつか依頼者様(←仮定)に確認や提案をしなければならない点があることに気がついたりして,やはり実務って面白いなー,勉強になるなー,と感じました。これで実際に依頼が来た場合に慌てずに済むのではないかと思っています。

 今後のために遺言事項一覧表も作成し,遺言執行者の要否などもひと目でわかるようにしておきましたが,できれば早く暗記してしまいたいものであります。

 依頼の来る・来ないにかかわらず一度自分でやっておけば,仮に依頼が来なかった場合にも歩留まりのいい勉強ができますので,依頼が来なかったことに伴って避けがたく漂うであろうそこはかとない悲しさを減殺する効果を期待できるのではないかと思っています。例えば依頼が先輩のところに行った場合に,先輩の作成した遺言書原案と,自分が作ったものがどう違うのかとか,先輩の原案にはどういう工夫があるのか,などを学習することができます。「学習」という言葉がお好みでなければ「盗む」と言い換えてもよろしいかもしれません。

 疑問に思う前に教えてもらったことはなかなか記憶に残らないものです。「依頼は先輩のところにいっちゃった,ザンネン」で終わってしまうと,今回ワタクシは証人としての日当以外に何も得る物がなくなってしまうでしょう。

 ところでワタクシ自分の報酬額表で今回の依頼がいくらになるのか,獲らぬ狸の皮算用をしてみました。実際には依頼者様はそれに加えて公証手数料なども負担することになります。公正証書遺言って,けっこう費用がかかるものなんですねー

 ちなみに上にご紹介してある群馬弁護士会のお助け本はこちらです。

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コメント

はじめまして!質問です!
被害者調書は、暴行事件の場合など、どんなことを聞かれるのでしょうか。そこらへんのことが『取調べと供述調書の書き方』には書かれていますか?

投稿: もぐもぐ | 2007年8月29日 (水) 08時30分

 もぐもぐさんこんにちは。

 暴行というと,人に向けられた有形力の行使で傷害に至らない程度のもののことでよろしいでしょうか。

 『取調べと供述調書の書き方』は被疑者の取調べと供述調書中心の本です。被害者調書については,参考人供述調書のひとつとして扱われていますが,扱いは薄いです。被害者調書プロパーの部分はまったくといっていいほどありません。

 被疑者供述調書と被害者供述調書の記載事項は,共通する事項もありますので,その範囲で参考にはなるかと思いますが,被害者に対する配慮の内容が気になるので調べたいという方には物足りない本かと思います。

 どんなことを聞かれるかというと,一般的には,その被害者自身について住所氏名生年月日職業等の個人情報,犯行の日時場所,具体的な犯行の状況,加害者の特徴,加害者と面識があればその人間関係,被害前後の行動,処罰感情等といった感じでしょうか。被害者の視点で,何が起こったのかを言葉で詳細に再現してもらうことになると思います。頭の中で何度も被害を追体験させられることになりますので,重篤な被害が生じている犯罪ではPTSDなどの二次被害が生じやすい場面です。

 暴行だと上記のうち,具体的犯行状況(手段方法・行為),加害者の人相・服装等の特徴が特に詳しく聞かれる点ではないかと思います。

投稿: がぶりぽんチョコ | 2007年8月29日 (水) 22時12分

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