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夏の怖い話特集

 梅雨も真っ盛りで,夏の近づく気配を感じる今日この頃。季節の風物詩,テレビの怖い話特集が待ち遠しくなってまいりましたね。みなさん,コワイ話はお好きですか? ワタクシは大好きです。怖い話を聞くと,ありふれた日常生活空間が突然異次元の世界に変わってしまうような,そんな意外性にロマンを感じるわけであります。

 怖い話というのも文化が違うと内容が微妙に違って面白いですね。

 まず,アメリカ映画。「幽霊かと思ったら実は殺人鬼だった」というオチが多くてげんなりすることが多いです。あるいは,幽霊は出てくるけれども,登場人物の死因は崖から落ちたり自殺したりといった物理的な理由であることも多いですね。あと,苦痛を伴うシーンが多いのも今ひとつです。幽霊話にロマンを感じないんでしょうかねー。即物的で情緒に欠けるきらいがあります。ワタクシはコワイ話は好きですけれども,痛い話は大嫌いなので,アメリカ系の怖い話は慎重に選ぶようにしています。

 そんななかでもワタクシがおススメできる怖い映画があります。元は日本のゲームが原作の,「サイレント・ヒル」。この映画における地獄の描写は素晴らしいの一語につきます。地獄というのはどこか別の場所ではなくて,今ここにあるこの場所の,あり方というか,モードが変わった状態である,というコンセプトがうかがえて,恐ろしいながらもある種の美しさというか,ポエジーが感じられるのです。アメリカ映画ですので「やっぱり一番怖いのは人間」といういつものアレや,アレをアレするといった「痛いシーン」もあるのでそこは目を覆っていただくとして,「いつもの場所なのに,地獄」という世界を見てみたいという方は是非ご覧ください。


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 所変わってイギリス。同じ英語圏ですが,幽霊文化は日本に近いですね。古くて幽霊屋敷のような建物が多く,「見て見て,あの家何か出そう」というとたいてい「出るよ」という話をきくことができます。イギリスには古いお城もたくさんのこっており,権謀術策うずまく歴史的背景からも呪われたお城が多数あります。面白がっていろいろきいておりましたら,現地の友人達から「チョコは幽霊話をコレクションをしている」と思われまして,最近では遊びに行く度に「新しい幽霊の本を見つけたので買っておいたよ,キミ好きだろう」といろんな人からプレゼントされるようになりました。

 そして,何と言っても日本とそっくりなのが,テレビ番組の心霊特集であります。日本と違って,幽霊話は夏の風物詩,といった概念はなく,年間通していろいろとやっております。

 たいていは,心霊現象の起こる家が紹介され,そこに住む一家の体験談の再現ドラマ,そして心霊研究家が登場して霊視し,霊達の心残りなどを語った後,除霊を行うというものです。まったく日本と一緒ですね。それを見ながら「こんなのインチキだよ」とみんなで言いつつチャンネルは変えないところも一緒です(笑)。

 面白いのが除霊の方法。日本だとお経等を唱えますよね。密教系の呪文のようなものや,神道の祝詞のようなものなど,いずれも日常会話では使われない言葉を用います。イギリスでもそこはまったく同じでありまして,非日常の呪文言語といえば基本的にラテン語です。ハリー・ポッターの映画をご覧になると,登場人物が呪文を唱えるときはラテン語臭がプンプンしておりますね。やっぱり除霊はラテン語じゃないと説得力がないわけであります。昔のキリスト教の儀式は全てラテン語で行われておりましたから,呪文もラテン語にした方が確かに効きそう,というのは理解できます。

 「○○ウム,××エアット,△△ウス! イン・ノミネ・パトリ・エット・フィリ・エット・スピリトゥイ・サンクト・アーメン!!!」

 これで除霊完了なわけですが,異文化日本から見ますと,こんな胡散臭い呪文でホントに効くのかなー,と疑問湧きまくりで仕方がありません。イギリス人が日本の心霊番組を見ても,きっと同じことを感じるのでしょうねー。

 ちなみに,こういう暢気なことを言っていることからも想像がつくかもしれませんが,ワタクシ,ありがたいことに霊感はまったくございません。幽霊が見えたらコワイに決まっておりますから,霊感がないのはラッキーだと思って日々感謝しております。

 幽霊がいるかいないかについては,見たことがないので経験に基づいた判断はできませんが,いた方が世の中面白くなるからいてもいいんじゃないか,と思っております。

 ワタクシの父親は無神論者で,「神だの幽霊だのといった非科学的なものは一切信じない」などと言って墓場の隣でキャンプしたりする,ちょっと空気の読めない頑固な年寄りですが,ワタクシは現代科学も大したことないと思っているので,少なくとも人類がワープ航法を会得して太陽系の外に移住を開始するまでは「非科学的だから信じない」とは言わないつもりです。墓場でキャンプもマジ勘弁であります。

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