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犬が「お嬢様」と呼ばれるのを目撃しました

 いやー,まだ自分の目が信じられないくらいです。

 昨日の夕方,我が家の犬(黒のラブラドール・レトリーバー)が玄関の段差を上れないと言い出したため,急遽診察時間終了間際の動物病院へ連れて行きました。土曜日ということもあってか,動物病院は大混雑。中には待合室には場所がないと見て,病院の外で待つ人もいます。ソファーの隅っこに座ったワタクシは待合室のテレビをぼんやり見ていました。と,そこへ動物病院の看護婦さんの声が。

 「お嬢様,違います,そちらは受付ですよ!」

 お嬢様だって。誰だろう,院長の娘さんかな? しかしスタッフに自分の娘をお嬢様と呼ばせる院長とは政治家風にいわゆるところのいかがなものか・・・と思って声のする方に目を向けると,看護婦さんは犬のリードを持っていました。なんという種類の犬かはわからなかったのですが,大きくて,長毛で,白がベースの中に黒のマーブル模様が入ったような毛並み。ものすごく手入れと栄養が行き届いているのが一目でわかる,美しく,貴族的な雰囲気を漂わせている犬でした。周囲に人間の女の子はいません。看護婦さんは,その犬に話しかけているのでした。「こっちですお嬢様。」

 ・・・・・・・はあぁぁぁぁ!?

 ワタクシは仰け反りそうになるのをおさえつつ,お嬢様の行方を目で追いました。帽子を目深にかぶった30代くらいの女性が,名前を呼ばれてそのお嬢様をひきとりに行きました。看護婦さんとその女性との会話が聞こえてきたので,思わず耳ダンボで聞き入ってしまったのですが,

 「これから退院でお家に帰れるということはわかっているらしいんですが,こちらがケージのドアを開けて,リードを持っていても出てこないんですね。じっとこちらを見ているんです。号令がかかるのを待っているんだとわかりました。本当に訓練がよく行き届いていますね。」

 そ,それはスゴい。あんなにビジュアル系なのに,警察犬並みに訓練が入っているなんて。見目麗しくて育ちがいい,確かに動物病院のスタッフの間でニックネームが「お嬢様」になるのも理解できます。世の中にはああいう犬も,いるんだなぁ。

 ひるがえってウチの犬は。盲導犬訓練所で生まれ,幼少のみぎりに盲導犬適性試験に見事落第。家庭犬として我が家にやってきました。無芸大食。ワタクシの外出中に家人が甘やかせているらしく,いつも太っています。得意技は,ひったくりとかっぱらい。お嬢様というよりはオバタリアンか・・・などと思っているとワタクシどもの順番になりました。

 先生によれば,加齢と太り過ぎにより関節に負担がかかったことによる椎間板ヘルニアかもしれないということでレントゲンをとったところ,この年齢(もうすぐ11歳)と体重(36キロ)にしては意外なほど丈夫な関節でまったく問題ないとのこと。玄関を上がって来れなかったのは単なる気分的な問題かも・・・ということになりました。「いい加減ダイエットさせてくださいね」と念押しされ,ついでに狂犬病のワクチンをうってもらって,お代は1万3千円でした(ううっ)。

 我が家の太っちょ犬は,病院で興奮して疲れたのか,夕食後は散歩の要求もせず,豚のようないびきをかきながら朝まで眠りこけておりました。お嬢様でなくてもいいからせめて盗みは勘弁してくださいよ先生。と,ワタクシは思わずしんみりしてしまったのであります。

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