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届け私の告訴状

 最近告訴状について考えることがありました。というのも告訴状を警察に持っていったら警察が受け取ってくれなかったということで不満を持つ弁護士さんがとても多いという話を聞いたからです。

 依頼者から告訴状の作成を依頼されたら,「持っていくのは自分でやるから,先生は中身だけ書いてくれればいいです。」などという事情でもない限り,起案した告訴状を警察署まで行ってキッチリ受け取ってもらうところまでやるのが原則でありましょう。場合によっては依頼者も同伴です。そこで突っ返されるのはヒジョーに辛いものがあります。

 書類に不備があって補正を指示された場合は別として(それはそれでプロにあるまじきカッコ悪さではありますが),中身に告訴状としての問題はないのだけれど,めんどくさいとか,今ケーサツは忙しくてそんな小さな事件に関わっている暇などないのとか,そういう極めて実質的な理由で返戻された場合,そこをなんとか受理していただく必要が出てくるでしょうねぇ。隣にいる依頼者は怒っちゃってるでしょうし。まさしく書くは易し,渡すは難しのラブレターのやうではありませぬか。

 そんなわけで,つれない警察に無理矢理告訴状を受け取ってもらう方法を私なりに考えてみました。

1)トロイの木馬作戦

 告訴状は,捜査機関に対して犯罪事実を申告し,犯人の訴追を求める意思表示です。そして,要式性はありません。つまり,中身さえ告訴状なら,タイトルはなんだっていいはずです。そこで,タイトルを「上申書」とかなんとか無難なものに変更し,被害届とセットで渡す。

 「わかりました。告訴状は受け取っていただけないんですね。では,こちらに告訴状とは別に書いてきた上申書がありますので,せめて被害届とこの上申書だけでも受け取っていただけないでしょうか。(ウルウル)」

 受け取ってくれたらこっちの勝ちというセコい作戦であります。

2)親に言いつけるぞ作戦

 「この告訴状,形式上の不備はないんですね?それでは不受理の証明書を出してください。公安委員会に書面で苦情を申し立てます。」

 正統派の嫌がらせ,ではなかった苦情処理申立てルートにのせるという作戦です。心にやましいものがあれば受け取ってくれると期待してるんですが。この嫌がらせのバリエーションはいくつか考えられそうですね。監察官室とかはどうなんでしょう。機会があったら検証してみようと思います。

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