気がつけば3年目
昨日は今日の準備,今日は明日の準備・・・といった感じで日々を過ごしていると(これが俗にいう「自転車操業」でありましょうか),ハタと気がつけば登録3年目に突入しておりました。
開業当初に先輩の先生方から言われた「最初の3年を乗り切れば大丈夫」の3年経過まで,あと1年っ!あと1年っ!ということでこれからも頑張りたいと思います。
感慨深かったのは先日の確定申告でしたでしょうか。初めての時は涙が出るほど苦労したものですが,今年は昨年の仕訳帳を参照しながらサクサクッと完了してしまいました。
人間って,ホントに何にでも慣れるものですねー。
そうそう,読者様のなかには最近開業された新人の先生もいらっしゃるかもしれませんね。ご参考までにこの2年を振り返って,やってよかったと思われることをあげてみます。
1 笑顔でいろんなところに出かけよう!
ワタクシはゲーマーなので基本はインドアでマッタリするのが好きです。しかし! 行政書士はいろいろな方とお会いしてナンボであります。新人さんはまず自分の存在を先輩の先生方に認知してもらうところから始めてみてはいかがでしょうか。出不精・人見知り等は早めに克服して,支部の行事等には積極的に参加することをおススメします。
その際,笑顔と清潔感を忘れずに!
2 マニアックな分野にも需要はちゃんとあります!
ワタクシは開業当初,「誰もがやる分野」を扱わないと仕事は来ない,と思って,「誰もがやる分野」と「マニアック分野」の2本立てでメニューを考えていました。開業してみたら「マニアック分野」でも需要はちゃんとあるということがわかりました。将来的にはマニアック分野を主力にしぼった方がいいような気がしているほどです。
マニアック分野ではダンピングがほとんどありません。適正価格で気持ちよく業務に打ち込めます。
そんなわけで,生き残り戦略として,マニアックな分野で専門性を高めるのもいいかもしれませんよ。
3 ホームページは作るが吉
依頼者様(マニアック分野で困ってらっしゃる依頼者様は特に)は,インターネットであれこれ調べていらっしゃいます。がぶりぽん事務所のようなヘッポコ簡易サイトでも,ネット経由でご依頼・ご相談につながることもあります。
マニアック分野を主力にしたいけど不安,という新人さんは,ホームページを作るとともに,その分野にこの人ありと言われるように日々研鑽につとめましょう。
4 先輩からお声がかかったら,とりあえずやってみよう!
イベントのお手伝いからお仕事のお手伝いまで,先輩の先生から声をかけられたら,とりあえず「はい,やります!」と言ってみましょう。
新人さんにとっては仕事で全力投球する経験を積むことが一番大事なことです。遠慮しないで経験させていただきましょう。
5 依頼者様とのコミュニケーションを大切に!
依頼者様は信頼できる行政書士を求めていらっしゃいます。(逆もまた真なりなんですけどね。)依頼者様との信頼関係は,円滑なコミュニケーションから生まれるのではないでしょうか。
業務の進展具合,考えられるオプションの提示,予測される事態など,こまめに依頼者様に情報を提供し続けましょう。そうすることで,依頼者様も「そういえば・・・」と相談しやすくなりますし,依頼者様の状況の変化にも素早く対応することができるようになります。依頼者様との信頼関係って,そんなふうに築かれていくのかも,と感じました。
・・・以上つらつらと書いてみましたが,少しでもご参考になれば幸いです。
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